板谷の一里塚
良い天気となったので、自転車で買い出しに出発。 旧水戸街道を北上するルートと決め、ついでに土浦一高の裏道も通ってみました。 いつも旧国道6号側からしか見たことのなかった一高ですが、体育館やグラウンドが見れて、意外と敷地面積が大きいのに驚きました。 裏道を抜け旧国道6号に出て、国道125号バイパスと交わる信号を渡ると、すぐ右側に旧水戸街道の入り口があります。 日立金属の広大な工場前に差し掛かると、道の両側に立派な松並木が現れました。 全く下調べなしで訪れたので知りませんでしたが、旧水戸街道でここ板谷地区だけ松並木が残ったのだとか。 松並木をしばらく北上すると、こんもりと小高い一里塚が。 「板谷の一里塚」と呼ばれている市指定文化財の史跡だそうです。 榎の大木は葉がすっかり散っていました。 検索してみると、夏は青々と茂って立派な佇まい。 土浦市内には板谷から南に大町、中村、荒川沖に一里塚が設けられていたそうです。 板谷の松並木や一里塚のあったところは宿場からは離れていたので、運よく現代まで往時の姿を止めることができたのかもしれません。 と感慨に耽りながら風にさらされていたらお腹の具合がおかしくなってきました。 ドンキホーテやしまむらに寄ればトイレはあるはずですが、ちょっと気張って5.5kmほどママチャリを飛ばし、つくばりんりんロード虫掛休憩施設の公衆トイレに飛び込み、ことなきを得ました。 公衆トイレ改装工事後初の利用でした。やれやれ。