宍塚大池を見に行く

土浦市考古資料館に特別展「海へ 内湾と外洋の漁労」(本日最終日)を見に行きました。

資料館の外には上高津貝塚が保存されており、竪穴式住居が復元されています。

広大な芝生の広場は市民の憩いの場になっています。

広場を横切り、軽自動車1台がギリギリ通れる狭い道を10分ほど歩くと、江戸時代に作られた溜池「宍塚大池」が現れます。

広さは3.3ha、東を6号バイパス、西を常磐道、北と南を県道に挟まれた宍塚地区の里山は、市民グループと地権者、行政の連携により手入れが行き届き、昔ながらの景観が維持されています。

里山の周囲の道路は自転車でよく走っているので、さほど広い地域という感覚はなく、溜池と言っても郊外でよく見られる小規模なものを想像していましたが、ちょっとした湖かと思うような広さに正直面食らいました。

標高20mの台地上にあるので流入河川はなく、水源は雨水と周囲の林からの湧き水のみというのも驚きです。

久しぶりの晴天、あたり一面に落ち葉が降り積もり、水面には水鳥の大群がゆったりと泳いでいました。

またちょくちょく訪れようと思います。

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