父のクルマで漏れそうになる
今年後半から運転を避けている父。
定期的にエンジンをかけないとクルマにはよくないので、週に一度は乗るようにしています。
乗るからにはチョイ乗りではなく、30〜40kmほどのまとまった距離を走ってあげたいもの。
1994年式の父のクラウンは、一度エンジンを載せ替えているだけあって快調に走ります。
最近のクルマと比べて全高が低く、乗り込むと座椅子に座るような感じで天井も窮屈です。
昔はそういうハードトップが好まれていたのでしょう。
シート高が低いと、腰回りに圧迫感があります。
特にジーンズを履いているとなおさらで、気温の低い今日はまさにそれが裏目に出てしまいました。
あと20kmというあたりでお腹が苦しくなってきました。
農村地帯とはいえ、幹線道路にはコンビニやガソリンスタンドも点在し、13kmほど先にはサイクリングロードの公衆トイレがあることも知っています。
道路も空いていて、13kmはあっという間に過ぎました。
この調子なら6km先の公衆トイレでも大丈夫そうだな、とそのまま通過。
6km先のサイクリングロード併設公衆トイレは駐車スペースが狭く、土曜日の今日は塞がっている可能性もあるのでそのまま通過。
終点の2km前、大きい交差点に差し掛かった時、軽い絶望感。
青信号が短いその信号に、珍しく10数台のクルマの列ができています。
一度の青信号で通過できるクルマは7台程度。
どうも3度目の青信号でないと渡れなさそうな予感。
やはり公衆トイレを利用すべきだったかと焦りが生じます。
しかしこんな時は絶対に無理は禁物。
果たして2回目の青信号で渡りきれず、信号待ちの先頭となりました。
遠ざかる直前のクルマを見やりながら、焦ったら事故る!と気分を落ち着かせ青信号を待ちます。
こんな時は大抵時間の経過が長く感じるものですが、どいういうわけか青信号は思ったよりも早く感じられました。
以後はスムーズにイオンモールに到着し、トイレに駆け込んで事なきを得ました。
漏れそうになるのは同じくシート高が低いS660でも感じていました。
シート高の高いN-BOXがなぜ運転中睡魔に襲われるのか、それは運転中緊張感がないからだな、と苦笑い。