父を歯科医院に送る
今日は午後から父の歯のクリーニング。
寒の戻りで最高気温は10度に届かず、いつもなら父を置いて一旦帰宅し、終わった頃を見計らって拾いに行きますが、今日は私も待合室に入り、暖房にあたってました。
父の他にもう一人、足元のおぼつかないお年寄りがいて、やたらと私たちに話しかける様が慇懃無礼というか、気に障る感じでした。
適当にあしらっていたら、彼と父の番が来て、二人とも診察室へ消えて行きました。
歯科衛生士さんは人当たりの良い中年の女性で、声の様子から二人して鼻の下を伸ばしているのが容易に想像できました。
ほぼ同時に二人ともクリーニングが終わり待合室へ戻りました。
父と同じく彼も来月に予約を入れていました。
歯のクリーニングなんて3ヶ月おきでも十分なのにねえ(笑)。
10分ほど後にバスが来るというので、丁寧な挨拶の後、彼は杖をつきながら医院の目の前にあるバス停へヨロヨロと歩いて行きました。
帰る方向が一緒なので乗っけてあげようかとも思いましたが、どうも彼の態度が気に入らなくてスルーしました。
これについては珍しく父と意見が一致しました。
おそらく一人暮らしで話し相手が欲しかったのでしょう。
自分もやがて歳をとったら女性目当てに歯医者に通うようになるのだるうか、ああやだやだとぼんやり考えながら家路を急ぎました。