父、料理本を買う
父は食べ物に文句を付けまくるので、昨年春からスーパーに父を乗せて行き、おかずは父自身に買わせています。
最初は意気揚々とスーパーに乗り込んでいたものの、好きなものばかり買っていたら手詰まりになるのは当たり前。
見かねて私が調達したおかずは手をつけないまま捨てるという嫌味なことをするので、食事については完全無視の姿勢をとることにしています。
父は数年来醤油たっぷりの野菜炒めを毎日自作して塩分過多となり手足がむくんでいたのを、やっとのことで説得しやめさせていましたが、ここにきてまたおかずを自作したいと言い出しました。
料理本を買いたいと言うので、昨日イオンモールの書店に連れて行き、父が一冊選んで購入。
初めて一人暮らしを始める人向けの、料理の基本からやさしく解説している内容でした。
今日の買い出しで父が料理の材料を買ってきた気配はありませんでした。
料理本を買って満足してしまったのでしょう。
もちろん、「料理本を読んでお前が作れ」という要求は断固拒否。
食べるはずがありませんから。