父、食料の買い出しボイコットか
毎朝、8時半きっかりに、父と車で食料の買い出しに出かけます。
広いスーパーをぶらぶら一周しながら一緒に食材など選んでいます。
買い出しから戻ると、父は用事がない限り外出することなく、終日家で過ごします。
父は80歳頃までは早朝の散歩を欠かしませんでした。
しかしある時を境にふっつりとやめてしまいました。
体力温存のためと父は言います。
今日、買い出しもお前に任せる、などと言いだしました。
買い出しすら行かずに一日中家にこもりっぱなしというのはさすがに良くないだろうし、なによりボケてしまわないか心配です。
父が買い出しを「ボイコット」する原因は私にあるかもしれません。
3食分といっても、ふたりで食べられる量は限られます。
父はあれこれ提案してくれますが、私が「食べきれないからよそう」などと却下するものだから、買い物に出るのがつまらなくなったのだと思います。
明日は自分から積極的に提案してみます。
父が、買い出しを楽しみにしてくれるようになるのを願いつつ。