「読みたいことを、書けばいい」を読む

「読みたいことを、書けばいい 人生が変わるシンプルな文章術」(田中泰延(たなか・ひろのぶ)著、ダイヤモンド社、2019年)を読みました。

「はじめに」から引用。
「自分がおもしろくもない文章を、他人が読んでおもしろいわけがない。だから、自分が読んでおもしろいものを書く。それが読者としての文章術だ。」
この「おもしろい」は、学生時代に6,000冊の本を乱読した著者だからこそ言える言葉。
「だれかがもう書いているなら読み手でいよう」とバッサリ。
「しかし、評価は他人が決める」
「つまらない人間とは、自分の内面を語る人」
「少しでもおもしろく感じる人というのは、その人の外部にあることを語っているのである」
つい自分のことばかり喋りすぎる、会話の苦手な自分には耳の痛い話です。

文章を簡単に上手く書く方法そのものは「そんなものはない」と述べられていませんが、コピーライター、CMプランナーの経験から書かれたコラム「広告の書き方」はとても参考になりました。

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