ひとりよがりな運転
2020年2月に会社を辞めて実家に戻り、免許返納も近い父に代わり、運転手を務めています。
クルマは1994年製品のクラウンです。
3年前までペーパードライバーでしたが、実家に戻らざるをえないことを見越してクルマを購入し、運転の練習を重ねてきました。
よせばいいのに、わざわざマニュアルトランスミッション(MT)車なんぞ買ったものだから、納車されるまでの間、ペーパードライバー教習にも行きました。
以来練習を重ねたものの、結局運転が好きになることはなく、3年間の走行距離はたったの5,000kmです。
とにかく日常の用事に困らないくらいにはなったので、実家に戻って早々運転を始めたのですが…。助手席の父いわく、「前後に揺れる」と。
そんなはずはない、発進はスムーズなはず、古いクルマだしシフトショックが原因では…と反論しかけてハッと気づいたことがありました。
MT車の長所は、エンジンブレーキが効くことです。ブレーキをちょいちょい踏まずとも、街中ではアクセル操作でかなりの加減速が可能です。
エンジンブレーキを効かせようと、アクセルからパッと足を離すこともしばしば。
MT車には自分一人しか乗りませんから、アクセル操作が雑になっても気にならなかったんですが、同乗者にとっては不快な加減速に感じられるのでしょう。
これまでひとりよがりな運転をしていたことを大いに反省しました。
アクセルはじわっと踏み込み、一定の力で踏み続け、早めにブレーキを踏む。
滑らかな運転を心がけます。