父、MR検査を受ける
一昨日左足の痺れを訴えた父。
かかりつけ医経由で大病院のMR検査を予約していただき、本日行って参りました。
指定された時間に病院に到着すると、先に恒例のご夫婦二組が検査を受けられていました。
どちらも奥様が検査を受けていて、旦那様が甲斐甲斐しくお手伝いをしていました。
ふと、父が「入浴中、額のかさぶたを剥がしてしまい血が出ている」と言い出しました。
ムダ毛をカミソリで取り除く際手元が狂ったそうですが…いや、なぜ家を出る前に言ってくれないのか。
絆創膏を貼るくらい訳もないのに…呆れつつ、ティッシュで出血部を軽く叩き、血が固まるのを待ちますが、リクシアナという抗凝固剤を服用しているので、なかなかかさぶたができません。
そうこうしているうちに順番が来て検査着に着替えますが、厚着している父は着替えが大変そうだったので、畳半畳ほどの更衣室にこもってお手伝い。
厚手の靴下を履いている父は靴べらがないと靴が履けませんが、靴べらはなく、スリッパもなし。
もっとも、更衣室から検査室までわずか3メートルほどだったので、「スリッパがない、靴べらがない」とぶつぶついう父を靴下のまま歩いて行かせました。
轟音を立てて検査が始まり、やれやれと前室のイスに腰を下ろして、父が履いてきたスニーカーの紐をユルユルに解いておきました。
20分もかからず検査は終了。
結局父はかさぶたがふさぎ切らないまま、放物線のような血の跡を付けて出てきました。
またも着替えを手伝い、ユルユルのスニーカーを履かせ、会計して終了。
帰宅してから父の頭に絆創膏を貼ってあげました。
付き添いに行っただけなのに疲れました。やれやれ。