寒風の中、銀行まで二往復する
父のクルマを置いている駐車場の賃料は、銀行の「定額自動送金契約」という仕組みで毎月地主さんの口座に自動的に送金されていました。
今年の秋から駐車場を管理する不動産会社経由で支払うことになり、手続きをしましたが、「定額自動送金契約」が生きていたので2ヶ月分重複が生じました。
私が東京暮らしをしていた時期に借りた駐車場なので経緯がよくわからず、なんとなく不動産会社がうまくやってくれるだろうと呑気に構えていました。
たまたま、「定額自動送金契約」の契約期間満了の通知が銀行から届き、書類の控えを探して、我が家で解約手続きをしなければならないことに気がつきました。
地主さんは快く2ヶ月分の賃料の返還に応じてくださいました。
地主さんにはとんだご迷惑をかけてしまいました。
今日は年末の押し迫った金曜日、しかも寒波の襲来で冷たい風が吹き荒れています。
銀行に電話して手続きを確認し、口座名義人である父の直筆書類が必要とのことで、自転車を漕いで銀行に向かい、書類を受け取りました。
寒いのにわざわざ自転車で行ったのは、銀行の駐車場が狭く、混雑が予想されたからです。
いったん帰宅し、父に記入してもらい、父の身分証明書や過去の書類の控え、印鑑を持参し、再び銀行へ。
窓口は珍しく混雑していましたが、増設したイスに座り切れる程度で、10人待ちほどで案外早く手続きは完了しました。
「口座から自動引き落としされているから貸主がすべき手続きだ」なんて思い込んでいた自分を恥じて、銀行から出て大きくため息をついたのでした。