父、光の屈折で錯覚する
父は毎朝風呂の残り湯を使って洗濯します。
全自動洗濯機のポンプ機能を利用するわけですが、父が「浴槽の水が足りない」というので蓋を開けてみると、残り湯は浴槽目一杯にありました。
光の屈折で水底が近く見える錯覚をしたものと思われます。
呆れながら「手を入れて確かめてごらんよ」というと父は浴槽に手を入れ「ありゃ」と一言。
もう何年も続けている習慣なのに、「水が足りない」騒動はここ最近になって急にのことです。
あちこちのゴミ箱の周りに使い古しのティッシュが落ちていたりと、父の目は一段と悪くなっている模様。
数年前から眼科医に眼圧を下げる手術を勧められていますが、父は手術が失敗して失明すると思い込んで頑として拒否。
ま、軽く調べたところでは、緑内障の手術は様々な方法があり、効果も人それぞれ5らしいのでなんとも言えないところではありますが。
父は「見えなくなる前に寿命が来るよ」と笑っていますが、息子としては嫌な予感しかしません。
結局のところ成り行きに任せるしかありませんけど。

