Vega-Trem VT1を取り付ける
1年ほど前から気になっていたビブラートユニット「Vega-Trem VT1」。
ストラトタイプのギターのブリッジ、シンクロナイズドトレモロを無加工で置き換えることのできる優れ物。
シンクロナイズドトレモロに比べ格段に可動域が大きく、つまり音程の幅も広がるので、表現力がぐっと上がるとのこと。
2023年1月にヤフオクで手に入れたストラトコピーモデルに取り付けてみることにしました。
YouTubeの動画を参考にしながら、作業は1時間もかからず終了。
しかし、従来品と違い、「Vega-Trem VT1」は「フローティング」といって、弦の張力と本体裏のバネが互いに引っ張り合うことで「やじろべえ」のようにバランスを取る構造なので、微調整が大変。
おまけに弦の高さとオクターブの調整も同時に行わねばならず、気が付いたら調整だけで2時間ほど過ぎていました。
シンクロナイズドトレモロやフロイドローズタイプより調整ネジが小さくて、極細の六角レンチをちまちま回していたらすっかり疲れてしまいました。
使ってみると、確かに可動域が大きい割にチューニングは狂いにくいように感じます。
音も、重量感のある金属製のためかシャキシャキして心地良いです。
ジャンク同様に手に入れた安物ギターですが、ますます愛着が湧いてきました。





