父、浴室ドアに憤慨する
最近になって、浴室の折り戸が完全に閉まりきらないのか、父の入浴後に脱衣所が水浸しになることが頻発。
私が入浴した後はなんともないので、折戸の閉め方が悪いか、お湯の使い方が悪くて折り戸最下部のガラリから水が漏れるかのどちらかで、後者の可能性が高いと推測しました。
昔気質の父はシャワーを好まず浴槽のお湯で頭も体も洗うからです。
ただ、最近になって頻発するのがどうも引っかかります。
折り戸には縦方向の棒状のロックがあり、それを解除した状態で開閉するよう父には数回説明しました。
気圧に影響されないよう浴室の窓を開けて折り戸を開閉するようにも指導しました。
それでもなぜか脱衣所の水浸しは続きます。
父の認知症が進んだ可能性も考えられました。
父がすすんで改善策を講じるよう、あえて放置していたところ、何度か世話になっている建具屋さんを呼んで見てもらうと言い出しました。
建具屋さんはすぐ来てくれて、とりあえずガラリを塞いでみようと即決し、後日改めて作業にかかることになりました。
これでうまくいくような気もするし、行かないような気もします。
うまく行かなければ、私が父の入浴のたび折り戸を閉めることになるでしょう。
一日一度のこととはいえ、行く先のことを考えると気が滅入る思いです。