バレーコードが弾けるようになる

ギターで人差し指1本で複数の弦を同時に押さえるのをバレーあるいはセーハといい、バレーを用いた和音をバレーコードと言ったりします。

ギターの初心者が最初につまずく「Fコード」典型的なバレーコードです。

これが中学生の頃からずっと苦手でした。

どうして他の人が軽々とできるのかが不思議でした。

それが、数十年の時を経て、ひょんなきっかけでできるようになりました。

バレーが苦手なら6弦を親指で抑えるグリップ式ならどうだろうと弦のテンションが低いエレキギターで練習しているうち、力を込めすぎると弦のテンションが上がって音程が狂うことに気が付きました。

そこで、弦がビビらないギリギリの弱さで押さえるようにしたところ、音程が狂わないばかりか、音が詰まっている弦も鳴ることに気が付きました。

この力加減はバレーコードにも応用できるのでは?とアコースティックギターに持ち替え試してみると、綺麗に鳴るではありませんか。

ここで初めて、グリップ式もバレーコードも、綺麗に鳴らすためには無駄な力を抜くことが大切だとわかりました。

懸垂など自重トレのおかげで必要な筋力が付いていたこと、筋トレを通じて体の使い方を意識する癖がついていたこともプラスに作用したと思われます。

なんだかやっとスタート地点に立てた気分。

練習が楽しくなってきました。

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