40年ぶりに謎が解けた気分
その昔、高校時代の文化祭でギターの弾き語りやバンド活動をする同級生たちが羨ましかったです。
進学校で軽音部もないのに、成績の良い人たちが独学で軽々とギターを弾きこなしているのが不思議でたまりませんでした。
私などはどうしてもコードチェンジがもたついて満足に一曲弾き通すこともできませんでした。
どうしてもしっくりこなくて、2005年頃に左に変えたところ、多少マシになりましたがスラスラとはいかず、やめては戻りを繰り返していました。
2023年初頭から日報をつけながら練習を開始。
初心に帰り、まずはYouTubeで構え方を学ぶことから始めました。
たったそれだけで、右手も左手もブレなくなりました。
すると芋づる式にネックの握り方、弦の押さえ方が無駄なく確実に行えるようになってきました。
次第にコードチェンジもスムーズに行えるようになりました。
40年できなかったことが、たった1ヶ月ちょっとで、もつれた糸がほどけるように、というか、別人にでもなったかのようにできるようになってきました。
そして、やっと文化祭の時の同級生たちに追いついてきたなぁと感じました。
なぜできなかったのか、それは体の使い方が適切でなかったことに、今頃になって気が付いたのでした。
随分無駄な時間を過ごしてきたもんだと自分自身に呆れてしまいました。
それでも、40年かけてやっと最初の一歩を踏み出せた喜びは何よりのものです。
これからは今までの借りを返すつもりで、上達の喜びを味わっていきたいです。