母、救急車で運ばれる

午後1時過ぎ、認知症の母が入っているグループホームより電話があり、今朝から37.4度の熱があり朝食・昼食ともとっていないとのこと。

パルスオキシメーターによる血中酸素飽和度(血中酸素濃度)の測定値は88%と尋常ではない数値で、すぐ来てくれというので母の保険証と大病院の診察券を持って施設に駆けつけました。

施設では先日職員にコロナ陽性者が出たものの無症状、その後入居者3名に熱が出たものの個室に隔離し解熱剤で回復したと聞いておりました。

面会禁止は続いているものの緊急事態ということで母の個室に入らせてもらうと、母は青白い顔をして微動だにせず横たわっており、咳き込んだりする様子はまったくありませんでした。

母のコロナ抗体検査は陰性。

他の入居者同様、施設のかかりつけ医に解熱剤を処方してもらうとしても、血中酸素飽和度が本当に90%を切っていて、肺炎にでもなっていたら一大事です。

考えあぐねた末に私が出した結論は、「救急搬送を依頼する」でした。

施設から救急車の出動を要請してもらい、消防本部と近い事もあって10分ほどで救急車は到着、幸い家からも近い霞ヶ浦医療センターに受け入れが決まり、搬送された母の後を追って、愛用の車椅子を積み込み病院へ急行。

救急隊の方が計測した血中酸素飽和度は、なんと97%でした…施設では正しく計測できていなかったようです。

検査の結果、肺炎にもかかっておらず、入院の必要もなく、解熱剤と抗生剤を処方されて、「お帰りください」とのことでした。

「ただの風邪」ということだったようです。やれやれ。

N-BOX「スロープ仕様車」の納車から3ヶ月、ついに車椅子乗降機能を発揮する日がやってきました。

救急搬送の帰り道がデビューとは予想だにしておりませんでしたけど。

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