処方箋を貰いに内科医院へ
内科医院へ薬の処方箋を貰いに行きました。
平日の午後で、医院はすいていました。
看護師さんに血圧を測っていただき、ブースター接種は済んだかと訊かれます。
「4月3日に済ませました」と返答、そのままの流れで診察。
診察はすぐに終わり、会計を待っていると、先ほどの看護師さんが現れ、ニコニコしながら「イオンの集団接種会場?午前?午後?」と訊かれました。
不意を突かれ「午後です」と答えると、「あら残念、ちょうどその日の午前に当番でいたのよ」と言われ、「ハハハ」と返したところで別の患者さんの番となりおしまい。
「お会いしませんでしたよね、あなたのような美しい人を忘れるわけありませんもの」なんてベタなセクハラ発言をしなくて本当によかった…と医院を出てから胸を撫で下ろしました。
ま、そもそもブースター接種の看護師さんのことなど覚えてなのが普通でしょうが、その日の看護師さんはちょっと印象的な方でした。
全身防護服とマスクで、目だけ出ている看護師さん、私が不整脈で血が固まりにくい薬を服用しているので、注射後に「血が固まりにくいので5分ほど抑えていてくださいね」とベタベタな茨城弁で言われ、わかりました、と看護師さんと目を合わせました。
まるで猫のようにぱっちりした瞳に、濃からず薄からず、絶妙なアイメイクでした。
0.1秒くらい見とれてから「ありがとうございました、と席を立ちました。
「メイク、ばっちりキマッてますよ!」なんてベタなセクハラ発言をしなくて本当によかった、と会場を出てから胸を撫で下ろしました。
あのぱっちり目の看護師さん、今日も市内のどこかの医院で働いているんだなあと医院からの帰り道、自転車を漕ぎながら感慨に耽るのでした。