母の認知症進む
2021年12月末に大腿骨を骨折し、手術&約二週間入院、1月7日に退院した母。
認知症でグループホームに暮らす母を病院に連れて行き骨折箇所の検査です。
金属を埋め込んだ骨折箇所は、まだ完全にはくっついていない状態で、次回は3月8日の受診と決めました。
病院にいる間、一度トイレに連れて行きましたが、一人で車椅子から立ち上がることはできないので、介助が必要です。
骨折前にヒザの痛みで受診した際もトイレの介助を行いましたが、その頃は立ったまま自分でズボンを下ろすことが出来ていました。
骨折が治りかけの現在は立位を維持することができず、私が片手で正面から抱き抱えたまま、もう片手でズボンを下ろして、それから便器に座らせました。
かなりの重労働でした。
果たして骨折前のように自分で便器に座れるまで回復できるかどうか。
グループホームではトイレの際、2人がかりで介助をしてくださるそうで、本当に頭が下がります。
そして危惧した通り、二週間の入院生活は、認知症を更に悪化させていました。
家族のことは認識できるものの、文章を組み立てて話すことがおぼつかなくなってしまいました。
2年前に私が実家に戻った際、話し相手のいなかった父も会話に不自由していましたが、なるべく父に喋らせるようにした結果、今ではだいぶまともになりました。
コロナ禍がなければ、頻繁に面会して、母に喋らせることもできたろうに。
と思う一方で、会話が途切れるたびうつむいて目を閉じてしまう母を見ると、焼石に水なのかな…とも思ったり。
車椅子生活になってしまいましたが、寝たきりになっていないだけマシだと思うしかありません。