高所置き去りの悪夢

高所恐怖症です。
にもかかわらず、いや、だからこそなのか、高所に置き去りにされる夢にうなされがち。
登山家が絶壁にテント張って足をぶらぶらさせながら歯磨きしてる写真…見るだけで股間が寒くなりますが、昨日見た夢はそれに比べるとだいぶしょぼい内容でした。
高度は30メートルくらい。
見渡す限りの畑。
陽は傾き、空は赤く染まり、畑の土は黒々として、キャベツのような黄緑色の作物が何列も地の果てまで続いています。
私は丸太で組んだ足場のようなものに腰掛けていました。
膝から下は一応足場に当たりますが、腰掛けている場所の奥行きが狭く、背中には壁が当たっていて、太ももの半分ほどがはみ出ていてとても不安定。
その上、なぜか真下の地上に停めてある愛車にロープが結びつけてあり、地上30メートルでその端を握りしめています。
ロープの重さ、奥行きのない座面で、地面に吸い込まれそうになるのを必死でこらえています。
あっ、落ちそう、と思った瞬間に目が覚めました。
月並みな感想ですが、夢でよかったと思いました。
歳を取ってから眠りが浅くなったせいか、夢がリアルで困ります。

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