自転車が欲しくなる

実家のある地方都市は典型的なクルマ社会。
毎日の買い出しにはクルマを使っています。
駅までは約2km。 このくらいの距離なら歩けます。
駅の先まで足を伸ばすこともあります。
クルマで初めての場所に出かける時、右折できるか、とか、交差点の目印を確認するのにGoogleマップの航空写真やストリートビューで調べることができます。
ただ、田舎のせいかストリートビューの使い勝手がイマイチ。
直接足を運んで確かめたいと思っても、いきなりクルマで行って、曲がるところを間違えたりして迷子になるのが怖いというビビリ症なので、自転車が欲しいなと思うようになりました。
不要不急の外出は避けるべきですが、自転車でくるっと一回りするのは「3密」には当たらないし、運動不足解消にもなります。
東日本大震災の後、2年ほど自転車通勤をしていました。
当時の勤務先には自転車置き場がなかったので、「キャリーミー」という折り畳み自転車を購入し、職場の自分の席に携行カバンに入れて置いていました。
休日には電車で持ち運び出掛けた先で乗る「輪行」を楽しんでいました。
その折り畳み自転車は、乗らなくなったので数年前に処分してしまいました。
実家住みで、輪行をしなければ折り畳み自転車である必要はないので、変速機付きのママチャリもしくはクロスバイクを調べてみました。
大規模な自転車店のプライベートブランドだと、3万円前後とかなりお手頃価格で手に入りそうです。
とりあえず近所の実店舗に下見に行ってみようかと支度を始めたところで、はたと気がつきました。
今や自転車を買いに行く行為そのものがリスクであると。
店員さんとのやりとりや、店頭品を手に触れることが感染につながる可能性があります。
自転車購入熱は一気に冷めてしまいました。
でも諦めきれず、モヤモヤしています。