父、そうめんを所望する

連日の猛暑に耐えかねてか、父は「そうめんが食べたい」と言い出しました。
高齢の父にはたんぱく質を摂ってほしいのですが、焼き魚や納豆を「要らない」と言う始末。
かく言う私も実家で過ごした学生時代には、母が毎日焼くイワシの丸干しを「薬だと思って食べろ」と言われつつイヤイヤ片付けていた思い出が。
まさか同じセリフを父に向かって言うことになろうとは思いませんでした。
しかし、要は飴と鞭。
そうめんなんて、と言いかけて待てよと思い直し、イオンでコンビニ仕様の開封してすぐ食べられるそうめんを購入。
ボウルに水を入れ冷蔵庫で冷やし、冷凍庫で氷も準備します。
夕食の時間になり、ガラスの器にほぐしたそうめん、氷を投入し冷水で満たして出すと父は大喜び。
食欲が刺激されたのか、焼き魚と茶碗蒸しも平らげてくれました。
やれやれ。
喜んでくれるのはありがたいんですが、くれぐれも誤嚥には気をつけてほしいものです。

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