骨折した母を病院へ連れて行く
2週間前に右ヒザを骨折した母。
足の付け根から足首まである硬いサポーターで固定し、グループホームで車椅子生活をしています。
今日は、かつて右膝の人工関節置換術を担当された先生が定期検診を兼ねて診てくださる日。
クルマで母をグループホームに迎えに行き、病院へ。
レントゲンを撮り、診察。会計。
この間、母は緊張のためか三度もトイレに。
病院なので当然ながら「みんなのトイレ」はあちこちに設置されているとはいえ、建物が古く増築を重ねて迷路のようになっていて、何度来てもトイレの場所が覚えられません。
使用中だと他のところを探すわけですが、何度迷子になりかけたことか。
トイレやレントゲン撮影、車の乗り降りのたびに車椅子からヨイショと抱き起すわけですが、大柄な母はかなりの重さ。
なかなかの重労働でした。
父の顔が見たいというので、病院からの帰りに家に寄りました。
考えてみれば1月に急遽ショートステイ施設に入所してからコロナ禍もあって実に10ヶ月ぶりの一時帰宅でした。
母は家に着いた途端トイレを所望、40年近く住み暮らした家なのに、母はトイレの場所を忘れていました。
トイレの後、縁側に腰掛けて、人工芝を敷いた庭を眺めながらリンゴをむいて3人で食べました。
母の骨折が治るにはあと1ヶ月ほどかかるようで、車椅子生活が続きます。
このまま足腰が弱まってしまいそうで心配です。