筑波大学附属病院駐車場が有料になっていた

今日は3ヶ月ぶりに父を筑波大学附属病院の眼科へ送りました。

立体駐車場に入ろうとすると、駐車券発券機が無くなって、バーが上がるだけになっていました。

各駐車スペースの直上には赤いランプがズラリと並び、システムが変わったことはすぐに分かりました。

あちこちに掲示してある看板によると、精算機にナンバープレートの4ケタの数字を入力することでカメラが「あなたの車はこれか?」と表示し、確認して料金を払い、そのまま出庫する仕組み。

11月1日から運用を開始したとのことでした。

ふむふむ、仕組みは変わっても今までどおり外来は無料だよな…と読み進めると、全ての利用者に料金が発生するとあり、いささかショックを受けました。

確かに、立体駐車場の混雑ぶりはかなり酷く、早めに家を出てくるのもそのためですが、病院としては有料化することで公共交通機関の利用をプッシュしたいようです。

公共交通機関の利便性が高い都内なら分かりますが、一応路線バスが乗り入れているとはいえ、クルマ社会の田舎でこれはなあ…というのが正直なところ。

さすがに外来や入院患者向けの割引サービスはあり、レシートのQRコードを読み取らせることにより、24時間で300円というほどほどの価格設定にはなっています。

ただ、完全予約制にも関わらずこの混雑ぶりは、重症の治療が終わって経過を見る段階になってもかかりつけ医に返送(逆紹介)がスムーズに行われていない、田舎ならではの事情もありそうです。

私自身が東京の大学病院で心房細動の手術を受けた後、飲み薬の調整期間を経て地元の医院に逆紹介された経験があるので、父・母の大病院での治療や手術後には積極的に返送を申し出てきました。

父の眼科も父自身が手術を断っているので、もはや地元の医院で目薬の処方や視野検査を行うのみで良いのですが、こればっかりはいくら父を説得しても頑として首を縦に振らないので困ってます。