母の足の怪我、半年で完治する

母の左足甲の打撲に伴う挫滅、6月初旬の発覚からちょうど半年を経て、本日めでたく完治のお墨付きをいただきました。

残念ながらこの半年で母の認知症は悪化の一途を辿る一方で、車椅子生活になって全身の筋肉が落ちてしまったにもかかわらず挫滅した組織を切除した後の皮膚の再生速度は目覚ましく、人間の生命維持機能の神秘をまざまざと思い知ることとなりました。

いずれその生命維持異能も静かに終わりを迎える日が訪れることでしょう。

抜け殻のようになってしまった母を見つめながら、母の箪笥の引き出しにあった走り書きのメモを思い出していました。

ことごとくソリの合わなかった父への恨みつらみ、罵詈雑言が書き殴られたメモでした。

正気なうちに書き残しておこうとしたのでしょう。

母との思い出を手繰り寄せながら、なんともやりきれない気持ちになりました。

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