年末恒例、石油ストーブ替え芯交換作業

父は、母と取り決めた万年洗濯当番を律儀に守っています。

曇りや雨の日は、リビングに吊るした物干し竿の下で石油ストーブをガンガン炊いて乾かします。

無類の寒がりでもある父は、真夏でも雨の日はストーブを炊くので、石油ストーブは通年高稼働率を誇ります。

「洗濯物の乾く時間が多少遅くなっても自然乾燥で済ませよう」と何度提案しても、せっかちな父は一刻も早く乾かしたくて耳を貸そうとしません。

電気乾燥機を使わない分、衣類の傷みが少ないのはありがたいものの、灯油価格もここ3年だけでも安い時に比べて25%も高騰しているんですが…。

使用頻度が高い分、石油ストーブの芯の痛みも早く、着火しにくくなるので、強い寒気の到来に備え、替え芯交換作業を行いました。

家庭用のポータブル石油ストーブのシェアは、コロナとトヨトミがそれぞれ約40%ずつ、2社で実に80%を占めるのだそうです。

我が家のはトヨトミ製、Amazonで替え芯を買うと交換方法の説明書が入っていますが、なにしろ年に一回の作業、おまけにワンタッチでパッと済む構造になっていないので、とにかく手間がかかります。

こっちを組むとあっちが外れ…みたいなのを繰り返し、やっと組み立てたら、電池式の着火装置が作動しません。

再び分解し、電池ボックスの端子が外れていたのを発見。

ダニエル・クレイグ主演の「007カジノ・ロワイヤル」で、AEDの端子が外れていたシーンを思い出しました…。

再び組み上げ、電池も新品に交換。

着火を試みると瞬時に着火し、聖火台の如くごうごうと燃え上がるストーブ。

近所のホームセンターに持ち込んだ場合、替え芯交換工賃は5,000円だそうです。

浮いた5,000円で年末ジャンボ宝くじでも買おうかな?

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