父の時計を修理に出す

我が家にはどの部屋にも時計があります。

ほとんど外出をすることもなくなった父ですが、それでも腕時計を手放しません。

入浴と洗顔時以外、就寝時もずっと着けており、これは父の現役時代から変わらぬ習慣です。

昨晩、突然腕時計の金属バンドの付け根が外れてしまいました。

それで初めて、その腕時計が3万円程度の安物だったと知りました。

特に何かの記念の品というわけでなく、ごく普通に街の時計店で求めたものだそうです。

父は筋力が衰えているので、軽い革バンドに交換してはどうかと提案したところ、変わったことを嫌がる父が珍しく賛成しました。

イオンモールの時計店に持ち込むと、金属バンドの接合部分の部品に錆が生じ、バンドの交換は不可能だとのことでした。

外れた部品を見せたところ修理は可能とのことで、金属バンドを元通り組み付けて終了。

550円で済んでしまいました。

父も革バンドに固執していなかったので、元に戻ってめでたしめでたし。

今日はしばらく動かしてなかった父のクルマを運転し、給油もしておきました。

今は11月、年内に廃車にすれば来年の自動車税はかからなくなりますが…腕時計と同様、父の日常を奪うことになり、生きる気力を奪うことになりかねません。

家計を預かる身としては少々頭の痛いところです。

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