道を間違える

ステイホーム週間三日目、気温はあまり上がらず午後から雨。

昨日に引き続き、今日もお昼前の買い出しに出かけがてら地元の道を開拓すべくドライブ。

Google Mapsで下調べしたものの、ストリートビューまでは調べていなかったので、曲がるべき交差点を過ぎてしまい、隣の市まで越境する羽目となってしまいました。

買い出しドライブ以外に何か気晴らしはないものかと考えた末、我が家の夕食は午後3時とかなり早いので、夕食後におやつを1日1個だけ食べて良いというマイルールを定めました。

ならば、子供の頃から憧れだったあのお菓子をどうしても食べたい。

イオンのお菓子コーナーに行くと、それはあっけなく見つかりました。

森永のエンゼルパイ（8個入り）です。

森永公式サイトによると、1977年当時、2個入りで100円だったそうです。

駄菓子屋に行かせてもらえなかった当時、100円のお菓子は高級品でした。

父の仕事の都合で転校が多かったこと、そして駄菓子文化を経験しなかったことは、なかなか同世代の子供達の輪に踏み込んで行けない疎外感、というか出遅れ感を大人になった後も幾度となく味わう原因になったんじゃないかと、エンゼルパイを頬張りながら思うのでした。

曲がるべき交差点を過ぎて「あそこで曲がるべきだった」と後悔しても遅いのと同じく、今更どうしようもないことですが。