自粛慣れ?
2月末で会社を辞めて3月から実家で暮らし始めた当初は、話し相手が父しかいない毎日にとてもストレスを感じていました。
母が介護施設へ入所したりそこから移ったり、つい先日も車検に行ったりと、人と会話を交わす機会が全くなくなったわけではありません。
それなのに、珍しく父以外の人と会話を交わしても、これといった感動がないのが我ながら不思議でした。
もともと人の輪に飛び込むのを億劫に感じる性格だからでしょうか。
そうこうしているうちに世の中どんどん外出自粛のムードが広がり、一昨日からイオンの専門店街と飲食店街の一部も臨時休業となってしまい、外出の目的地はどんどん減る一方。
散歩やサイクリングやドライブも不要不急ということで控えざるを得ず、食糧の買い出し以外は部屋に閉じこもる生活です。
なのにどういうわけか、だんだんそんな生活に慣れてきました。
慣れてきた、というより、人恋しさが薄れてきた、という方が正確かもしれません。
人恋しさが薄れた理由の一つは、3月から始めたブログだと思います。
ほとばしる思いをブログに叩きつけているから、ではなく、変化の少ない生活で、書く事の無さにウンウン唸って苦しみながら稚拙な文章を捻り出す作業が、人恋しさを忘れさせてくれている気がします。
この騒動が終わる頃、そんな生活にも飽きた自分が外の世界に飛び出して行ってくれないかな、と他人事のように思う今日この頃です。