グループホームの母に面会
認知症の母はグループホームに入所して集団生活を送っています。
自宅で面倒を見ていたらストレスで私が倒れていたかもしれません。
とてもありがたいことです。
コロナ禍で2020年3月の入所直後から長らく面会ができませんでした。
転倒して骨折した際に病院に送迎するなどで散発的に会えてはいたものの、正式な面会という形ではありませんでした。
第5波が収まって、12月1日より面会が再開しました。
第6波襲来によりいつまた面会が中止となるやも知れず、この週末は多くの家族が面会の予約を入れていました。
面会にあたっては、感染対策を徹底し、一回につき15分、一家族ずつの予約制で、プレイルームを面会室とし、大きなテーブルに向かい合って、透明なついたて越しに会話します。
ワクチン2回接種済み証明を提示し、面会票に本日の体調などを記入。
もちろん検温、手指消毒とうがい、マスク着用は必須。
母は記憶こそあやふやなものの、受け答え自体はしっかりしており、父も私も、細かいことは気にせず言葉のキャッチボールに専念しました。
会話が途切れると無表情になったり、お別れの時も以前は手を振ってくれたのに、今日はすたすたと居室に戻って行くなど、また一段と認知症が進んだように見受けられました。
そろそろ私のことを忘れかけているのかもしれないと、なんだか切ない思いでグループホームを後にしました。