昨日と同じ県道をドライブ

昨日、Googleストリートビューで下見した県道を走りました。
これまで何回かずつ走ってきた国道・県道数本を横切る面白いルートでした。
なので今日また同じ道を走ってきました。
集落同士を結ぶ古い道で、センターラインはあるものの道幅は狭く曲がりくねって見通しが悪いときているのに、地元民はびゅんびゅん飛ばします。
私が走る昼前の時間帯は交通量も少ないものの、後ろにピッタリつかれると気分のいいものではありません。
とはいえ、地域密着の生活道路だけに、主要道路との交差点で曲がっていくクルマがほとんどで、ずっと張り付かれることもありませんでした。
点在する集落間を縦横無尽に動き回るクルマを見ていると、これを公共交通機関で置き換えるのが無理なことはすぐにわかります。
昭和の頃には網の目のように張り巡らされていたバス路線網ですが、宅地造成と道路の整備が進む一方で店舗も駅前ではなくロードサイドでの展開が当たり前になり、マイカーに取って代わられたということなのでしょう。
東京に暮らしていた頃は、この感覚は理解できませんでした。
そして高齢の父を見るにつけ、クルマ社会における交通弱者は今後ますます増える一方なのだなと感じます。
果たしてこのグネグネと曲がりくねる田舎の県道を華麗に走り抜ける自動運転のクルマが普及するのは一体いつの日か。
私はその日が訪れるまでハンドルを握っていることができるでしょうか。

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