ご飯の水加減論争に終止符

父のご飯の好みはかなり柔らかめ。
実家に戻った際、お米2.5合に対し水は3合分で、なおかつ「十六穀ごはん」を炊きこむよう父から指示され守っていましたが、どうもベッチョリして美味しいとは感じませんでした。
なおかつ父が指定する銘柄も高い割に味がいまいちと感じていたので、こっそり他の銘柄に変えていました。
同じコシヒカリ系で、自分の舌では違いは分かりませんでした。
水加減と「十六穀ごはん」の炊き込みは続けていました。
2〜3ヶ月ほどして、ご飯が美味しくないと父が言い出し、正直に銘柄を変えたことを話し、それを機に、父用と私用、別々にご飯を炊くことにしました。
私の分はお米2合に水2合分、「十六穀ごはん」は入れず白米の状態で炊きます。
父の分は父の空きな銘柄で多めの水加減、「十六穀ごはん」を炊き込みます。
そんな状態が1ヶ月ほど続いたのち、やはりご飯が美味しくないと父が言い出しました。
そこで自分用にジャストの水加減で炊いた真っ白なご飯を提供したところ、美味い美味いと平らげました。
紆余曲折を経て、私の勝利となりました。
父用、私用と分けてご飯を炊く必要はなくなり、2人分の白いご飯を炊くようになりました。
父のためにほんの少しだけ、水を多くしています。
そろそろ父の好きな銘柄の新米が店頭に並ぶ頃。
新米を食べた時父はどんな顔をするでしょうか。

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