父、膝から崩れ落ちる

一昨日、父の「新しいズボンが欲しい騒動」をなだめるために、既存のズボン10本以上を試着しました。

椅子に座らせ、足を通して立ち上がってもらい、ズボンを腰まで引き上げてウエストの寸法を確認する作業を繰り返したところ、今日になって膝が悲鳴を上げた模様。

朝、「脚が痛い」とボヤきながらも買い出しに行ったりと普段通りの生活をしていました。

昼、私が一時間の草刈りを終えて帰宅すると、家の中からヒイヒイと私を呼ぶ声がします。

見ると、風呂上がりの父が素っ裸で畳の上に尻餅をついていました。

入浴中、膝に力が入らなくなったそうで、浴槽から這い出て和室まで這ってきたようです。

既に身体は乾いていたので、すぐさま抱き抱えて椅子に座らせて服を着せました。

一息ついたら日課の「トーストが食べたい」と言い出したので、果物とコーヒーも一式用意してやりました。

物置から母が使っていた杖を引っ張り出してきましたが、トーストを食べ終わる頃には杖なしで歩けるまで回復しました。

夕食後には２階の寝室に階段を登って行けたので、まあ大丈夫かなと。

膝に力が入らないくらいで風呂で溺れることはなかったろうとは思いますが、大事に至らず良かったです。